虫取り☆
- 2017年07月28日
- お知らせ
「ジリジリジリ……」
野間学園の園庭は
最近蝉が大合唱しています。
子ども達は、
ダンゴムシや蟻等の虫捕りが大好きですが、
最近は虫カゴと虫捕り網を持って、
蝉捕りに夢中になっています。
そこで、蝉の絵本を子ども達に読みました。
「ぼく、あぶらぜみ」
絵本では、オス・メスの違いや、
卵から生まれて土の中で
過ごしている期間が5年もあること、
土から出てきて約2週間しか生きない事、
蝉には沢山の種類がいて
それぞれ鳴き声が違う事 等
蝉の事が詳しくのっており、
子ども達はくぎ付けでした。
その後、
また蝉獲りをすると、
ただ捕まえて喜ぶだけだった
子ども達の会話に変化が見られました。
「あ!鳴かないからメスやん!」
「2週間しか生きられないから
すぐに逃がしてあげないとかわいそうだよ!」
「土の中で今、蝉が大きくなってるからね!」等
絵本でお話した内容をそのまま
違うクラスの友達や小さい友達に教えてあげていたのです。
何事もそうですが、きちんと知るという事は、
考え方が変わったり、交流関係が広がったり、
今までの経験と結びつけさらに視野が広がったりします。
いろいろな事を知る事で、
気付きや発見の面白さを子ども達に
沢山経験してほしいですね。