7月の成長
- 2014年08月09日
- 日々の成長記録
平成26年7月1日(火)
今日は7月の避難訓練がありました。
0,1歳児のたんぽぽ組の子どもたちも毎月お兄さんお姉さんと一緒に避難訓練を行っています。
小さな子どもたちにとって大きなサイレンの音はとても恐ろしく、
泣き出してしまう子もいますが最近では保育者の話をしっかり聞いて、
真剣に参加しようとする子の姿も増えてきました。
また、保育者の話した約束を覚え「しーっよ!!」とおしゃべりをしているお友達に教えてくれる子の姿が見られたり、
4月の頃はサイレンがなるとパニックになっていた子も何度も訓練を行っていくことで
大分落ち着いて参加することが出来てきています。
子ども達が落ち着いて避難できるようにするには周りにいる保育者の緊張感が大切です。
全体を落ち着かせながら尚且つ素早く避難できるようこれからも保育者同士で連携をとり、
毎月の避難訓練を行っていきたいと思います。
平成26年7月2日(水)
たんぽぽ組では、最近、一歳児の子ども達は会話が出来るようになり、
友達同士、会話を楽しむ姿が見られています。
この時期は、
一人遊びを楽しんでいた頃から、友達や保育士と関わる事が楽しいと感じ、周りへの関心が増えてくる頃です。
一緒に遊びたいけど、
なかなか誘えないで洋服を引っ張ってみたりしている姿も見られているので
「一緒に遊ぼうって言ってみようか?」と声掛けしたり、
保育士が仲立ちしていきながら楽しく関わって遊べるようにしていっています。
一人ではなく集団の中で生活するという事で玩具の貸し借りや遊び方、
順番を待つという事など、様々なルールがあります。
子ども達に繰り返し伝えていく事でルールが守れるようになると思いますので、
いろんな事を子ども達に伝えていきながら、
一人ひとりの成長を楽しみつつ、これからも関わっていきたいと思っています。
平成26年7月4日(金)
最近れんげ組では、七夕飾りを作りました。
飾りは、スイカ、丸と星形を繋ぎ合わせたものや織姫様と彦星様の3種類を作っています。
七夕について知らない子ども達は、絵本や先生の話を聞いて「つくりたい」と興味津々。
製作内容は、糊付け、クレパス描き、シール貼り、指スタンプなど指先を使う作業を多く取り入れています。
なぜ、指先を動かす練習を行うのかというと、足の指先から手の指先まで、
そのすべてを自分のイメージ通りに動かせる体を作りあげた子どもたちは、
物事に集中して取り組み、自分がめざす課題をやりとげられるようになります。
ですから、小さい頃から基本的な土台作りを行っていくことが大切になります。
何度も練習していく内に少しずつですが、指先を上手に使うことが出来るようになってきました。
七夕飾りが出来上がると、「かわいいね!」や「おほしさま!」、
「みて、みて!!」と嬉しそうに保育士に伝える子ども達。七夕の日、子ども達と笹に付けることを楽しみにしています。
平成26年7月7日(月)
今日は待ちにまった『七夕会』でした。
朝から子ども達は「いつ飾るの?」「ウルトラマンのお願い事は?」など
笹に飾る飾りやお願い事を早く飾りたいと楽しみにしていました。
緑一色だった笹に自分達で飾りをつけていき、
たくさん飾り終えた子ども達は「すごーい」「いっぱいだね」「お願い事かなうかな」など話す様子が見られました。
七夕会では、ただ七夕について話をするだけでなく、職員による劇や、
マジックショーも行っていきました。
どの出し物も子ども達はとても喜んでくれ、
最後まで飽きることなく集中して話を聞くことが出来ていました。
こういった行事について知り、
実際に参加していくことで子ども達が季節の移り変わりを感じられるようにしています。
織姫と彦星の一年に一度の出会い。
みなさんの願い事が 叶いますように・・・
平成26年7月9日(水)
入園して、
あっという間に7月になり、年少ちゅうりっぷ組の子ども達はブロックや玩具、
粘土などと友達と一緒に遊ぶことがとても楽しい様子です。
そんなちゅうりっぷ組の子ども達ですが、今、
一生懸命取り組んでいることがあります。
それは、整理整頓です。
遊んだあとには、片付けをしなければなりません。
その片付けですが、箱の中に雑に入れても奇麗にはなりません。
そこで、「赤の箱にはブロックを入れようね」「ピンクの箱にはぬいぐるみを入れようね」等と、
箱の色ごとに片付けるよう、声かけをしています。
前までは間違える子が多かったので、
常に言葉をかけていき子ども自身が考えて片付けが出来るようにしていきました。
すると、今では、子ども達の中で間違えている友達に、
「この玩具はここ(の色の箱)じゃないよ」と教え合うことが出来るようになりました!
これからもお約束を守っていけるよう、遊びを通して子ども達に伝えていきたいと思います。
平成26年7月11日(金)
野間幼稚園では、
毎朝はとぽっぽ体操の後に鉄棒や登り棒などの遊具を使って器械体操を行っています。
各クラスに『がんばり表』という表があるのですが、
子ども達が頑張っている事を一覧にして、
目標を達成できたらシールを貼っています。
年中のばら組では、前回りや登り棒・ピアニカの目標を立てて頑張っている所です。
子ども達の様子を見ていると、
シールをたくさん集める事を楽しみにしていたり、
友達が出来ていることが自分にはまだ出来ずに悔しがったりしながら、
一生懸命練習する姿が見られます。
今日はクラスの女の子が初めて登り棒の真ん中まで自分の力で登ることができました。
何度も何度も練習をしていたので喜びも大きく「先生見て!」と笑顔で教えてくれました。
一人一人目標は違いますので、
それぞれの目標を達成できるように適切な援助を行って、
子ども達と一緒に喜びを共感していきたいと思っています。
平成26年7月14日(月)
今日は1学期最後の音楽リズムの日でした。
今年度始まった音楽リズム。
子ども達は毎週楽しく取り組んでいましたよ。
最近は「メリーさんのヒツジ」をピアニカで弾くことに挑戦しています!
最初は全く弾けなかったピアニカですが、
この1学期間、指番号の歌やカードを使って指番号を覚え、
「3~212333…♪」と指番号でメリーさんのヒツジを歌ったり、
指だけ動かす練習をしながら、少しずつピアニカでも弾けるようになってきました!
朝の時間や遊ぶ時間にもピアニカをしたいという子が増え、
子ども達も楽しくピアニカに取り組めているようです。
1学期の音楽リズムは今日で終わりましたが、
長い夏休み中にぜひご家庭の方でもお子様と一緒にピアニカの練習をしてみてくださいね!
平成26年7月15日(火)
今日は年長組は知育遊び(れいちゃん算数)を行いました。
今年からカウントブロックや紐通し等の教材も導入し、
初めは興味津々で使い始めながら、
今では集中して考える時間を楽しんでいます。
「分からなくても考えた分だけかしこくなる」を合言葉に、
分からなくてもヒントを与えずに自分の頭で考えるということが大切で、
その結果はすぐには見えないけれど、
確実に脳の活性化になり、子どもは伸びていくように感じています。
色々な色や形のブロックを使って、
問題と同じ形を作るという設問では、
一か所だけ向きが違ったりする子が多く、
「おしい!」と思いながらも、何が間違えであるかというところも自分で考えさせています。
また、普段はおとなしい子どももこの時間になると鉛筆を置く瞬間が無いほど、
面白いと感じて集中して取り組んでいます。
何度もチャレンジして正解をもらった時はひときわ嬉しい様子で、
次の問題を解くのが楽しいと感じているこが多くいます。
個人差はそれぞれありますが、取り組みを続けていきたいと思います。