夏休みのひまわり保育
昨日から当野間幼稚園では、夏休みのひまわり保育が始まりました。
普段の登園とは違い、私服で登園してきた子どもたちは少し嬉しそうな表情が見られました。
月曜日は梅雨明けも発表され、昨日はギラギラの太陽に照らされた一日でしたが、子どもたちは園庭をかけ回り、夏の暑さにも負けないとても元気な様子で過ごしていました。
ひまわり保育では通常の年齢別ではなく縦割り保育となり、年少から年長までの子どもたちが一緒に同じ教室で過ごします。縦割り保育を行う目的は、異年齢児との関わりを今まで以上に増やす事です。
例えば、戸外遊び一つを見ても年少さんの三輪車を年長さんが押してあげたり、一緒に虫取り遊びを行ったりする姿が見られます。
その様な異年齢児保育も「ひまわり保育」ならではなのです。
当然、上手くいく事ばかりではなく、ケンカやもめ事も起こります。
そこは年齢が上の子どもの方がいろんな面で要領良くこなし、年少の子どもたちはうまくいかない体験も味わうことになります。
またその逆の体験も時には味わうことになります。
考えて欲しいのです。
世の中では、このような状況が当たり前で、そんな状況に早くから関わり体験をしていく事で、生きて行くための多くの知恵を子どもたちは得られます。
この夏の期間に存分に異年齢児の子ども達と沢山関わり新たな体験をして欲しいと思います。
また、これから夏も本番となり気温も上昇してきます。
子どもたちにも汗を拭く事や水分補給のことなどをこまめに声掛けし、熱中症対策を万全にし、私たちの教育を推し進めてまいります。