4月の様子
- 2014年05月27日
- 日々の成長記録
4月24日(木)
0,1歳児のたんぽぽ組では初めての戸外遊びを行いました。
まだ自分で歩く事が難しい0歳児の子ども達は保育士のおんぶや抱っこで、
自分で歩ける1歳児の子ども達は自分の足で園庭に咲いている花を見て回ったり、
お兄さん、お姉さんが遊んでいる姿を眺めたりと楽しく過ごす事が出来ました。
その中でも子ども達が一番興味を示していたのは園庭に泳ぐ大きな鯉のぼりです。
5月5日の子どもの日に向けてお部屋でも「鯉のぼり」の歌を絵本を見ながら歌っているのですが、
絵で見るだけでは中々どんな物なのか分からない様子でした。
そこで園庭に泳ぐ鯉のぼりを実際に見せながら
「一番大きいのがお父さんだよ」などと歌の歌詞になぞらえて話していきました。
子ども達は部屋に戻ってからも歌を歌う際に窓から見える鯉のぼりを指さして
教えてくれるようになりました。
いろんな行事について、クラスで話すだけでなく、
実物を見る事で子ども達にとっても製作をする際イメージしやすくなります。
これからも子ども達のイメージを育てられるような関わりをしていきたいと思います。
4月25日(金)
今日の年長組は文字遊びというひらがなのお稽古をしました。
年中組から取り組んでいるので、今回は濁音を練習しました。
「 ゛」がつく読み方と「 ゛」がつかない時の読み方の違いを読み比べたり、
「 ゛」がつく言葉を集めたり、実際に書いて「 ゛」の場所を確認したりしました。
今日は「ぢ」という文字を練習しましたが、
「ぢ」がつく言葉が分かる子に発表をしてもらいました。
「ぢ」は「じ」の発音に似ているので苦戦している子もいましたが、
帰りのバスの中でも必死に考えていて文字のおもしろさを発見しているようでした。
文字を実際に書いてみると「 ゛」を忘れて書いたり、
「 ゛」の位置が違うだけで違う文字に見えたりと文字を書くことの難しさを感じながらも
自分で書くことができた時の達成感も味わうことができました。
文字を書くということはお見本を見比べて、
文字の「とめ」「はね」「はらい」や「形」にきをつけて書かなければならないので
とても集中しないと丁寧な文字は書けません。
まずは、正しい姿勢で、正しい鉛筆の持ち方で書くことが出来るように日々頑張っています。
平成26年4月28日(月)
新年度がスタートして早くも一ヶ月が経ちました。たんぽぽ組では新入園児も多く、
なかなか慣れず一日泣いている事も多かったのですが、最近では少しずつ慣れ、
泣かずに過ごせる時間も増えてきています。
活動では、こいのぼり製作の足形、手形スタンプをしたり、
園庭で砂遊びをしたりカートに乗ってお散歩をしたり楽しく過ごしています。
月齢の高い子ども達は外に飾られているこいのぼりを指さして
「こいのぼり~」と言ったり、
いろんなものに興味を示し「これは?」と質問したりする姿も見られるようになってきています。
また、新入園児の子ども達が泣いていると優しく玩具を貸してあげたりする姿も見られています。
その中でも、園に慣れず泣いている子もいますが、
周りの友達や保育士との関わりの中で少しでも安心する事ができるように抱っこをしたり、
声掛けをしながら信頼関係を築いていきたいと思っています。
平成26年4月30日(水)
幼稚園生活に少しずつ慣れてきた年少組さんですが、
今日は週に一回のダンスがある為、体操服への着替えを行いました。
幼稚園で着替えをするのは二回目でしたが、
前回より一人で着替えることが出来るようになってきており、
ボタンの掛け違いも少なくなっています。
その中で、全くボタンを留めることが出来ない子がいました。
初めは、自分で留めようとしたボタンですが、なかなか上手く留めることが出来ずに、
最後には諦めてしまいました。
そこで、保育者は穴からボタンを少し出して、留めやすいように援助をしていきました。
すると、その子はボタンを留めることが出来「できた!」という達成感から、
次のボタン、次のボタンと挑戦し、最後には笑顔で喜んでいました。
このように、子どもが行き詰った時には、
これからも子ども一人ひとりの成長にあった手助けをしていけるよう工夫していきたいと思います。