鯉のぼり☆
- 2020年04月22日
- お知らせ
4月も後半となりました。
園は、新型コロナウイルス感染拡大防止の為、
幼稚園、保育園も家庭保育が可能なご家庭は
出来る限り登園の自粛をしていただいております。
登園している子どもは少人数ですが、
園庭や3階のホールを使って
体をたくさん動かして遊んでいます。
園庭には、大きな鯉のぼりも澄んだ青空の下、
元気よく泳いでいますよ。
さて、鯉のぼりの由来はご存じですか?
鯉のぼりの発祥は江戸時代と言われています。
男の子が生まれた家では、5月5日に、
「無難、無災、出世」を願う行事として、
旗やのぼりなどを門に立てて、
祝う風習があったと言われています。
中国の登竜門伝説になぞらえ、
竜門を登りきると鯉が龍になる様に
男児が健康に育ち、将来は
「その鯉の様に大きく出世して欲しい」
という願いが込められているようです。
現在、鯉の色は黒い鯉がお父さん、
赤い鯉がお母さん、
青い鯉が子ども
というのが一般的のようですね。
鯉のぼりを支える棒の先端に、
車輪のようなものが付いていますが、
これは「矢車」と言い、
弓に由来があり金色だったり、
風に吹かれることで、カラカラと音がするのは、
神様が降りて来る時の目印になるように
という意味合いがあるそうです。
又、鯉のぼりの一番上の五色で筒状のひらひらしている物を
「吹き流し」と言います。
青、赤、黄、白、黒の五色は魔よけとして
子どもを魔の手から守るという願いが込められているそうです。
5月5日は『端午の節句』にあたり、
1948年に『子どもの日』に祝日と定められました。
「鯉のぼり」は今も昔も変わらない、
親が子どもを想う気持ちが詰まっているのですね。
園は休園中ですが、
鯉のぼりを掲げ、
お子様の健康と成長を願っております。
休園中はお家で音楽をかけながら
子どもと一緒に体を動かして、
普段とは違うことをしてみるのも
いいかもしれないですね。
しっかり手洗いうがいをして気を付けてお過ごしください。
園庭に藤の花が咲き始めました。