知育遊び(年長)
- 2017年03月07日
- 日々の成長記録
3月1日(水)
年長組では週に1度、
水曜日に「知育遊び」を行っています。
子ども達は知育遊びが大好きです♪
水曜日になると、
「今日は知育遊びある?」と
楽しみにしている姿が見られます。
知育遊びは
「できなくても
かんがえたぶんだけ
かしこくなる」
というスローガンのもと、
子ども達の思考力や粘り強さを
身に付ける為に行っています。
教育経済学者の中室牧子先生は
著書の「学力の経済学」の中で、
非認知能力の重要性
について書かれています!!
中でも・・・
重要な非認知能力の1つに
「やり抜く力」があります。
「やり抜く力」とは・・・
『非常に遠い先にあるゴールに向けて、
興味を失わず、
努力し続けることが出来る気質』
のことです。
これは「心の持ちよう」で
伸ばすことが出来ると言われています。
子どもが自分自身で
「自分の元々の能力は
生まれつきのものではなくて、
努力によって後天的に
伸ばすことが出来る」
と信じて取り組むことが大切です。
知育遊びでは、難しい問題もあり、
一生懸命考えても
1問も進まなかった・・・
という日もあります。
答えを教える事は簡単ですが、
ただ知識を教え込むだけでは、
思考力や粘り強さは身に付きません。
出来なくても諦めずに、
一生懸命考え挑戦し続ける事で、
やり抜く力は育っていきます。
子ども達にも、
そのことが伝わるように、
毎回知育遊びを始める前には
「できなくても
かんがえたぶんだけ
かしこくなる」
と大きな声で言うようにしています。
また、
なかなか解けない問題に
ぶつかっている子どもには
「いっぱい考えているね」
「考えているからかしこくなっているよ」
と声掛けをし、
考える事の大切さを伝えています。
A君は、
「ひも通し」
という問題に苦戦しています。
同じところで
何度も止まってしまいます。
それでも、
A君は諦めずに、
何度も何度もひもをほどき、
違う方法を探す姿が見られます。
自分で考えないと意味がない為、
「お友達に教えない」
とお約束をしています!!
隣の席のお友達は、
「先生!!!
A君は○○に気付いたら解けるね!!
あと少しだね。」と、
教えずに見守る姿も見られています。
A君がひも通しの解き方を
ひらめく日が楽しみですね。
野間学園の目指している
「伸びる子」
「伸び続ける子」とは
「難しい内容になればなるほど
頭角を現す子」です。
その最終的な目標は・・・
「問題解決能力」
を持つようになることです。
そのために・・・
幼児期に必要なことは、
覚えることではなく
考えることなんですよね。
お家でもぜひ、
パズルや積み木などで
子どもと一緒に遊んで
考える時間を楽しんで下さい。
子どもの新たな一面を
発見できると思いますよ♪