作品展☆
- 2021年12月01日
- お知らせ
作品展☆
先週の土曜日に作品展が行われました!
2学期に入り、運動会の練習と並行して行ってきた個人製作。
異年齢児合同でチームを作り、2週間みんなで協力して行ってきた共同製作。
長い期間頑張って作ってきた作品を保護者の方々に見てもらえるという事で、
子ども達も作品展をとても楽しみにしていました。
今年の共同製作のテーマは「生き物の世界」です。
野間学園の子ども達は、
春夏秋冬どの季節も虫や植物などの自然に興味を持っており、
毎年どの時期でも虫捕りや落ち葉、花、木の実を集める等、
自然との触れ合いを楽しむ姿が多く見られています。
そんな子ども達の生き物に対しての興味を大切にし、
今年の作品展を通して
今よりももっと生き物について詳しく知ることができるように、
今回のテーマにしました。
共同製作を始めた頃は、
大好きな虫や動物などの生き物が
廃材で表現できることに驚いていた子ども達。
作っていく過程で改めて生き物の形や体の模様等に注目して
自分で表現して行く中で、沢山の発見があり、
より生き物に興味を持ってくれていました。
作品展当日は自分たちが作った作品が一つに集まり、
生き物の世界観を表現できたことや
保護者と一緒にその世界観を楽しむことが出来て、
とても嬉しそうにしていた子ども達です。
国立青少年教育振興機構では、
自然体験を通して得られる
自尊感情、共生感、意欲・関心、規範意識、人間関係機能などを
「体験の力」として調査すると、
幼少期から中学生期までの体験が多い高校生ほど
思いやり、やる気、人間関係能力等の資質・能力が高い
という結果を得ているそうです。
さらに、小学校低学年までは友達や動植物との関わりの体験が
「体験の力」が高いと結果を得ています。
また、幼児期から草花や小さな生き物に触れるという自然体験は
本来人間がもっている五感を刺激し、好奇心をはぐくみ、
感動を知り、豊かな感受性の発達を促す基本的な要素で、
生き物と直接触れるなど、自然と関わることにより
子ども達は様々なインスピレーションを感じていくと言われています。
ですので、幼児期のうちにしっかりと
「体験の力」を得られるよう自然との触れ合う機会を増やし、
親子で一緒に虫探しや木の実を集める等を楽しんでみてくださいね。