おゆうぎ会
2月20日(月)
2月18日(土)に
南市民センターで
野間学園のおゆうぎ会が行われました。
800人入る会場が満席の中、
0歳児から5歳児の子ども達は
広いステージで
一人一人の力を大いに発揮し
身体いっぱいに表現する事が出来ました。
そして、月曜日!!
おゆうぎ会を終え、
元気に登園してきた子ども達。
「おゆうぎ会楽しかった!」
「ドキドキしたけど
お母さんが見えて嬉しかった!」
「お父さんにかっこよかったって言われた!」
等とお家で
素敵な言葉をかけてもらった子ども達は
とても嬉しそうで、誇らしげでした。
ちょうど、おゆうぎ会の1週間前、
福岡県私立幼稚園振興協会の研修会で
シンクロナイズドスイミング
日本代表ヘッドコーチ、
井村雅代コーチの講演を
聞かせていただく機会がありました。
2016年のリオオリンピックで
チームに3大会ぶりのメダルを
日本にもたらせた井村コーチは
厳しい方で有名です。
しかし・・・
選手の技術だけを伸ばすだけでなく
曲、衣装、選手、親、チームスタッフ、
観客、審判員、等の心を
あらゆる方法で動かしたコーチは
とても愛に溢れた方でした。
コーチがこだわっていた事は
全て相手の心をつかみとることばかりでした。
井村コーチの本に、
「自分の心を感動させられない人間が、
他人の心を動かせるわけがない」
という言葉があります。
シンクロは審判員の採点によって
順位が決まる競技の為、
井村コーチは
どうすれば審判員の心を動かせるか
を考えたそうです。
また
『審判員の心を感動させるのは、
選手自身が感動する人間でなければ
人を感動させることはできない。
いろいろな引き出しを持ち、
常に自分の心を高め、
心が豊かな人間にならなくてはいけない。
人間が本気になって、
自分の知識と感性と感情を全てぶつければ、
人の心は動く。
そんな人間でなければ
人の心を動かす事などできない。』
とありました。
子ども達を指導する私たちにとって
とても心に響く事ばかりでした。
私達大人が常に子どもの為に本気で接する事が
子ども達の心を動かしていく。
人を感動する人間になる。
どんな場面でも人間は物ではなく、
最後はやはり心なんですよね。
おゆうぎ会を終え、
保護者の皆様から
「感動しました。ありがとうございました。」
と沢山の感謝の言葉をいただきました。
たくさんのご協力、ご理解本当にありがとうございました。
これからも、
子ども達の心を動かす指導者であるよう
精進していきたいと思います。
参考文献「井村雅代コーチの結果を出す力」
著者:井村雅代