友達との関わり☆
- 2018年01月27日
- お知らせ
厳しい寒さが続きますが、
子ども達はサッカーや鬼ごっこ、
最近練習を頑張っているおゆうぎ会ごっこなど、
仲間を誘い、遊びを自分達で見つけ、
楽しんでいます。
その度に意見の食い違いや、
言葉足らずでぶつかったりすることもありますが、
また何度も関わり合おうとする姿を見ていると、
社会的な人格を形成していくプロセスの中で、
とても良い環境で成長していることを感じます。
児童精神科医の佐々木正美先生は、
『自分のもっているものを
親しい友人に分かち与えれば、
その友人との関係や経験をとおして、
これは変わるのですね。
仲間から分けてもらえれば、
これも変わるかもしれません。
社会的な人間関係や、
コミュニケーション能力の発達や
成熟ということにつながっていくことでしょう。』
『人間の社会的な勤勉性の基盤は、
友達から学ぶこと、友達に教えることによって
育つものなのです。
そして、さらに重要なことは内容で、
それは「質より量」がたいせつだということです。』と
おっしゃっています。
指導していく中でも、
一方的な物でなく、
子ども同士考えたり、
話し合ったりする機会を
設けるように心がけています。
それはこのように、
大人が教えること以上に
友達から学ぶ事の方がより価値が
あると考えている為です。
休み時間に遊びや友達の会話に入っていけない等
よくニュースなどで取り上げられていますが、
その度に仲間との関わりを
多く経験できなかったのかなと悲しく思います。
もうすぐ小学校に進学する年長さん。
これから、より多くの友達と出会い、
新たな経験を積み重ね、
成長していってほしいと思います。